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ゴルゴ13( - サーティーン)は、 さいとう・たかを作の劇画『ゴルゴ13』に登場する超A級スナイパー(狙撃手)の主人公で架空の人物。 以下のサブタイトルの作品が載っている本はゴルゴ13のエピソード一覧を参照。 == 人物 == === 個人情報 === *性別:男性 *生年月日・年齢・国籍・経歴:いずれも不明〔初期設定では、さいとう・たかをより1歳年上(1935年生まれ)の日本軍兵士で、南方戦線で米兵を殺戮していたとの記述があった。ただし1935年生まれとすると、1945年の敗戦時以前に日本軍で通常の形で兵士だったとは考え難い部分もある〕〔作品の連載が長期に渡り、既に40年以上に渡って活動していることでゴルゴの年齢設定は完全に破綻しており、それは作者自身も認める所である。〕。素性については多くの説が立てられたが、正確なところはわかっていない。 出生については作品の中で複数の説や憶測が語られている。 1. 彼の父親は226事件の首謀者の一人であった将校だったが、事件後暇乞いに訪れた実家の父親から自分が純粋な日本人ではないことを知らされ、日本を離れることを勧められる。父親は自宅に放火して自殺。軍はその焼死体が将校であるとして事件をうやむやにした。将校はシベリアにわたり、そこで亡命貴族の娘との間に子供が生まれ、それがゴルゴ13ではないかという説。ちなみに父親は中国の核実験に巻き込まれ瀕死の重傷を負うが、中国が核実験を隠蔽するために彼の殺害を企てる。その暗殺を未然に防いだのがゴルゴ13だった。(『蒼狼漂う果て』) 2. 毛沢東の八路軍が日本人の戦争孤児を拾い、毛沢東がその才能に着目し武器の扱いや格闘技、語学などの英才教育を行った。それがゴルゴ13ではないかという説。(『毛沢東の遺言』) 3. 日本軍が日満の関係強化のために、日本人の由緒ある軍人の子息と清朝の王族の血を引く娘とを政略結婚させて、その結果生まれたのがゴルゴ13であるという説。 上記のことより、ゴルゴ13の生まれた年は、1930年代後半から遅くとも1940年代前半までであろうことが推定される。 これは、ジョン・F・ケネディ暗殺(『統計解析射撃』など)やダグ・ハマーショルド暗殺(『300万通の絵葉書』)もゴルゴの仕業と噂される事から、1960年代当時彼が20代であると仮定すれば、逆算するとやはり1930年代後半生まれということになる。しかしながら作品の連載が長期に渡った事から、ゴルゴ13の年齢設定は完全に破綻しており、これは作者自身が認める所である。 *本名:不明。ゴルゴ13(GOLGO13)、またはその頭文字から G と呼ばれる。しかし普段自らゴルゴ13と称することは殆どなく、自称、他称含めてデューク・東郷(デューク・とうごう、DUKE・TOGO)と呼ばれることの方が多いが偽名と推定され、依頼内容や状況に合わせその他の名前を名乗ることもある(東郷隆、トーゴ・ロドリゲスなど)。 *職業:自身の発言によれば「スナイパー」(『落日の死影』)、「狙撃屋」(『ANGRY WAVES』)。 *身長は182cm、体重は80kgである(『ゴルゴ13のすべて』〔第27巻のゴルゴ13の特集のデータにある。〕)。さいとうによれば連載開始当初は相当な大男のつもりであったが、2014年現在から見るとそれほどでもなくなった〔『週刊文春』2014年2月20日号 p.120-「阿川佐和子のこの人に会いたい 第1006回 劇画家 さいとう・たかを」〕。 *外見:東洋系。外見からは日本人、日露混血、日ユ混血、日中露混血などの推測がある〔日本かバイカル湖周辺をルーツとする可能性がある(『血液サンプルG』)。〕〔しばしば依頼人に日本人扱いされた際は「そう思うのは勝手だが俺の仕事には関係ない」と返している。〕。短髪。無駄のない筋肉質の体を持ち、全身に無数の傷跡(銃創、切り傷など)がある。「剃刀の刃」と形容される鋭い目つき、猛禽類の翼のような眉毛が印象的。髪の色は黒、瞳の色は鳶色(『冷血キャサリン』)。 *能力:オリンピック選手のフィジカルコーチだった人物を驚愕させる〔身体測定の際に、近代五種の選手やスペツナズ隊員に近似し、俊敏性と持久性がバランス良く最高点まで鍛え上げられているというデータを算出されたため。〕ほどバランスの良い運動能力を持つ(『36000秒分の1秒』)。また、どのような苦境に陥っても諦めることのない強靭な精神力だけでなく、自身を「臆病」と表現するほどの用心深さと、目的を達成するためには何時間でも辛抱強く練習を繰り返す忍耐強さもある。 *血液型:A型(『7号コテージ事件』など。彼の個人情報の中で、血液型、利き腕、身長、体重、性別は明確に判明している) *利き腕:右(ただし左手も右手同様に使えるよう訓練しており、実質的には両利きともいえる) *住居:世界各地にセーフハウス(隠れ家)を持っている。休養の時などに使うようだが、不意の敵襲にも対応できるよう建物の立地場所や構造などが考えぬかれており、武器なども充分に保管されている。『禍なすもの』に登場したゴルゴの山荘は外見は小さなログハウスだが、窓は全て防弾ガラス、ドアは鉄板入り、丸太の壁の中には鉄筋コンクリートが仕込まれており、さらには核攻撃まで想定したらしく、地下に核シェルターまで備えられていた。 *持病:年に一度程度、腕の筋肉に力が入らなくなる症状を発症する。ギラン・バレー症候群に似ているが、可能性は作中で否定されている(『喪服の似合うとき』)。一度、修験道による特訓によって克服を試みているが、中止を余儀なくされた(『震える修験者』)。 *第三者の評価:国際的テロリスト。超一流のプロフェッショナル。超A級のスナイパー。狙われたらアメリカ大統領でも助からない。他には、神、モンスター、死神、黄色い魔神(『バイオニック・ソルジャー』)、白い巨人様(ヒガンテ・ブランコ、『白い巨人』)、20世紀最大の謎(『マークのリクエスト』)など。 *一話(一度の依頼)において、最も多い殺人数は約2000人。線路のポイントを切り替え、精鋭部隊が隠れて乗っていた貨物列車を摂氏零下の湖に沈めて溺死させた(『ロシア・クライシス』より)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴルゴ13 (架空の人物)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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